海外旅行に行くと気にしなければいけないのはチップ。
スペイン語でプロピーナpropinaです。
メキシコではそんなにチップに過敏にならなくてもいいんですけど、どんな時に、どんな場所でチップを払うのかについてご紹介します。
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どこで払わなければならないのか
チップが必須なのは、レストランと、スノーケリングツアー、ウォーキングツアーなどのサービスです。
スノーケリング/ダイビングは同じツアー会社を数日連続利用する場合も多いと思います。
その場合は、1日毎にチップを払った方がいいです。
チップはツアー会社に払うのではなく、その日のサービスしてくれた人に対して払うものですから。
それにその日のお金がカツカツのガイドさんもいるかもしれません。
ウォーキングツアーではツアー参加費が無料で、チップだけもらう親切すぎるガイドさんもいるみたいです。
テイクアウトのコーヒーとか立って食べる路上のタコス屋とか、ガソリンスタンド、UBERはチップは必要ありません。
なにか親切にしてもらったら、ガソリンスタンドでオイルや空気の点検をしてもらったら、タコスがものすごくおいしかったら、10ペソくらいのチップをあげたらいいです。
路上のミュージシャンもいます。
音楽がすごくいいと思ったら、50~100ペソくらいのチップをあげましょう。
音楽が好きではなかったら、払わなくてもいいです。
個人的には経験がないですが、道でなにか教えてくれたり、手伝ってくれたりした人がチップを要求するかもしれません。
その場合は、びっくりしたり怒ったりしないで20ペソくらいあげて、足早にさよならしたほうがいいです。
でも、本当の親切で手伝ってくれるのがメキシコ人ですから、お金は払わないほうがいい場合が多いです。
いつチップをはらうのか
レストランでは、席を立つときにテーブルにチップを置きます。
スノーケルツアーでは、船を降りるときにガイドに払います。
ウォーキングツアーではゴールについた時点で払います。
いい感じなのは、サービスを利用しおわった時点ですみやかにはらうことです。
そうすると、あなたにサービスをしてよかったと思ってもらえます。
レストランでお店を出る直前とか、ツアーの後、送迎車でホテルにかえる直前とかに、チップをはらうのはスマートとは言えません。
特にレストランではテーブルごとに担当のウェイターが決まっているので、チップはその人とシェフに対して払うものです。
テーブルにいるうちに払わないと、どのウェイターの為のチップなのかわからなくなってしまいますから。
それがすごく悪いと言うわけではありませんが、お互いに気持ちよく一日を終わらせるために、次回サービスを利用するときに快く受け入れてもらえるように、覚えておいてほしいです。
チップは料金の何パーセント?
レストランは、だいたい料金の10ぺーセントで、細かいお金がなかったり、割り切れない場合はちょっと多めにはらうというかんじです。
でも、ちょっといいランクのレストランに言った場合は、10パーセントプラス200ペソ、くらいの感じです。
お店によってはレシートに「推奨チップ額」を書いている所もあるみたいなんですが、チップは強制ではないので、自分で計算して払っていいと思います。
ツアーは1日1人200ペソくらいでしょうか。
2人だったら1日400ペソですよ。
ホテルのチップ
ホテルの部屋代に対してはチップは不要です。
荷物を運んでもらったり、追加のサービスをしてもらったら、10~20ペソ払います。
お部屋の掃除には、すごく汚しちゃったなあと思ったら30ペソくらい払うといいでしょう。
トイレのチップ
トイレはチップというか、有料なんです。10ペソのところが多いです。
レストランやカフェでトイレだけ使わせてもらうときは、必ずお店の人に聞いてから入ります。
その時に料金を言われます。何も言わずにトイレに入るのは、マナー違反ですよ。
レストランで食事した場合、カフェで飲み物を頼んだ場合はもちろんトイレ無料です。
スーパーとガソリンスタンドのトイレは無料です。
無料の場合も店員さんに声をかけてから入りましょう。
チップをはらわなかったらどうなっちゃうのか?
どうもなりません。
お客さんが帰った後に「チップくれなかったよ」と、悲しげに言うだけです。
(トイレは前払いなので、払わないと入れません)
チップが原因でトラブルになったという話もたまーに聞きますけど、それはチップのせいではなくて、運悪く良くない人に出会ってしまったってこと。
次回同じレストランやツアー会社を使うときに、サービスがぞんざいになるってことも、あまりありません。
でもサービス業の基本給ってホントに安いんです。
日本人の皆さんのように月30万とかもらっていないので、ここは笑顔&お礼とともに十分なチップを払ってあげて下さいね。
まとめ
日本ではチップの習慣がないし、旅費をきっちり計算してきたのに、予想外の出費って思ってしまいます。
でもチップの習慣は、海外旅行/海外生活をしたい人は、慣れるべきだと思います。
日本人がチップに慣れていないのは有名なこと。
それが「教養がない」こととして認識されているんです。
教養がないっていうのも違うと思うけど、日本人を担当したがらないサービス業の人が多いのは事実です。残念ながら。
アメリカ人やカナダ人がチップ払いがいいですから、余計にそう感じるのかもしれません。
いつでも気持ちよく最良のサービスをしてもらえるように、チップの習慣は覚えていきましょう。
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