日本人の発明、というテーマが日本語教室であったんです。
その関連でメキシコ人によって発明されたものを調べてみたら、結構意外なものが出てきた!
カラーテレビ
1940年にまだ20代だったギジェルモ・ゴンサレス・カマレーナさんが、テレビ用のカラー画像伝送システム「STSCシステム」を開発しました。
1942年、ギジェルモさんは特許を取得し、その4年後、メキシコシティのオフィスから初のカラー放送をしました。
カラーテレビの発明はメキシコ人がいちばん誇りに思っていることのひとつです。
シーザーサラダ
これはメニューだから発明とは違うかもしれないけど、意外だったもの。
1930年代後半にバハ・カリフォルニアのティフアナにあるホテル・シーザーズで誕生したんです。
アメリカ人飛行士がホテル・シーザーズに滞在していて帰りがかなり遅くなった時、夕食が食べたいとホテルのレストランに言いましたが、
レストランは閉まっていてレタスしかありませんでした。
そこでイタリア系アメリカ人のシェフが、ありあわせのものでイタリアっぽいサラダを作ったところ大好評だったらしい。
そしてオーナーのシーザーさんがホテルの名前をつけてシーザーサラダになり、世界中に広まったとのこと。
シーザーさんだから、本当のメキシコでの発音はセサルさんなんでしょう。
トイレタンクの中の浮いてるやつ
名前はしりませんが、トイレタンクの水位を一定にするためのあの浮きとそれによって閉じる蓋を作ったのはメキシコ人だそうです。
地味だけど、大事な部分。
チョコレート
ガーナや、その他のアフリカの国、南米で多く生産されているカカオ。
それを甘いチョコレートにしたのはメキシコ人で、それがアフリカまで広まりました。
カカオは三千年以上前から栽培されていて、チョコレートドリンクは少なくとも紀元前1900年くらいから存在していたらしい。
メキシコ原住民の古い言葉のうちのひとつである、ナワトル語で「苦い水」を意味するxocolātlと名付けられたことがはじまり。
※xoは”ソ”、coは“コ”、la は”ラ” tlは”トゥル”と発音します。だからソコラトゥルみたいな音になります。
しかし、研究者によって違う説もあって、アフリカで発明されたチョコレートがラテン諸国に渡ってきたという人もいるのでこれは確かではないですね。
トルティージャ製造機
これは当然といえば当然なんですが、トルティージャ製造機。
1904年に発明されたそうです。
それまでは手で一枚づつ作っていたからとても時間のかかる作業だったようです。
今でも一枚づつ焼いてくれるタコス屋さんがあります。
出来立ては本当においしい。
その他
その他にも避妊薬、防波堤、カルーアリキュール、ポップコーンなどがメキシコ人の発明です。
一方日本人が発明したものって、本当にたくさんあって驚きました。
乾電池とか、インスタントコーヒーも日本人の発明だったんですね。
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