ドイツで有名なオクトーバーフェスト、メキシコにもあります。
メキシコらしさを感じられるお祭りですので、是非体験してみて下さい。
メキシコのオクトーバーフェストとは?
グアダラハラがあるハリスコ州が発祥で、当時の市長がグアダラハラの観光事業を推進するためにはじめ、だんだんメキシコ全土に広がったものです。
各都市のセントロ(中心地)で、子供用の簡易遊園地ができて、まわりにメキシコ料理の出店がたくさんたち、音楽やダンスの催し物が開催されます。
たくさんの地元の人でにぎわいます。
この日はメキシコの伝統的な音楽、食べ物、デコレーションで溢れ、メキシコを100パーセント感じられるのです。
10月の最初の金曜日から10日くらいお祭りが続きます。
わが町トドスサントスでもオクトーバーフェストが開催されました!
ハリスコ流タコスを楽しめる
メキシコのタコスは、お肉のタコスだけでも本当にたくさんの種類に分かれます。
トルティージャは小麦粉でできたものと、トウモロコシで作ったもの、サイズは大きいものや小さいくて薄いものがあり、トウモロコシの種類によって色が灰色のも白いのもあります。
お肉の種類も、焼いたお肉、蒸したお肉、煮たお肉があり、さらに牛と豚とヤギと羊があり、さらにさらにお肉の部位によっても違うタイプのタコスになります。
メキシコのタコスのうんちくを語り始めると、日本の焼酎のうんちくを語るのと同じくらいの時間がかかってしまいます。
まあタコスのうんちくは置いておいて、
この日はハリスコ州発祥のお祭りなのでハリスコ流のタコスが楽しめます。
ハリスコのタコスはトウモロコシのトルティージャで白くて大きめ、お肉は、牛の顔まわりのお肉を長時間ゆでたものです。
タコス・デ・カベサといいます。
舌の肉(レングアlengua)、目の周り(オホス ojos)、ほっぺたの肉(カチェテ cachete)、唇の肉(ラビオス labios)、から選べます。どれも柔らかくてさっぱりしていておいしい!
ふだんトドスサントスにはタコス・デ・カベサを出すお店はないので、グアダラハラ出身の旦那とお友達は大喜び。普段は2個しかタコスを食べないと言うお友達は、この日5個食べていました。
メキシコの伝統的な音楽の祭典
メキシコ人はよく踊ります。
サルサ、バチャータ、メレンゲなどなど、日本人も聞いたことがあるラテン音楽をおどります。
でも、この日はメキシコの伝統的なものだけのお祭りですから、サルサもバチャータもありません。
伝統的な音楽はクンビアと、バンダです。
クンビアはサルサにちょっとにていますが、サルサは男女が一緒に動くのに対し、クンビアは二人が離れたりくっついたりしながら踊ります。
クンビアよりもさらにメキシコ的なのはバンダといいます。
バンダは男女がくっついてぴょこぴょこはねているだけに見えますが、このリズムの取り方がすごく難しい!
足の間に相手の足をいれて、ずっと密着して踊るので他人と踊るのはちょっとハードルが高めです。
旦那とやってみたことがありますが、簡単そうに見えてぜんぜんできませんでした!
祭は深夜まで続く
祭は昼間から始まり、音楽は深夜まで続きます。
最終日だった土曜日、終わったのは4時くらいでしょうか。
このちいさいトドスサントスでは、我が家まで音楽が聞こえます。
帰宅したのが12時、でもうるさくて4時まで眠れませんでした。。。。
まとめ
あまり知られていないメキシコのオクトーバーフェスト。
実は大盛り上がりなんです。
10月の第1金曜日から始まり、メキシコ各地で行われますので、是非行ってみて下さい。
この後はハロウィン、死者の日、ビールフェスト、映画祭、クリスマス、音楽祭、、、と、怒涛のフェスティバルシーズンに突入します。
秋からは楽しみ放題のメキシコです。
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