メキシコ生活

驚愕!知っておくべきメキシコのNGマナー

aquico

メキシコに住む、もしくはメキシコで友だちを作るなら、覚えておかなければならないマナーがあります。

ここはメキシコ、地球の裏側ですから文化も教育も日本とは全く違います。

メキシコ人にドン引きされないように、いちはやくメキシコに受け入れてもらえるように、してはいけないマナーをお知らせします。

時間厳守

日本では必ず守るべき時間厳守、これはメキシコではダメなんです。

まあ全体的にラテンの人の時間管理にはとても余裕があります。

例えば7時からのパーティに誘われて、日本人らしく6時55分についたら、まだだれも来ていないしテーブルセッティングすらされていないでしょう。みんなが来るのはその1時間半後“以降”です。

待ち合わせの場合、6時に待ち合わせしたらメキシコ人は早くて6時20分につきます。大体のメキシコ人は7時到着でしょうか。

その場合、約束の時間になっても来ないからと言って、電話でせかしてはいけません。

相手にプレッシャーをかける非常に悪いマナーです

その人が電話で「あと5分で着く」といったら、それは“15分”です。

「あと15分で着く」といったら、それは“50分”です。

メキシコでは時間に寛容にならなければ、神経質な人として、敬遠されてしまいます

酔っぱらう

メキシコ人は男の人も女の人もお酒が好きですから、飲むのは問題ありません。

でも、寝落ちするまでとか、正体不明になるまで、記憶がなくなるまで酔っぱらうのは、ドン引き案件です。

もともとはよっぱらうと泥棒に遭いやすいので危ないからという理由もありますが、そこまで酔っぱらうのは自制できないやばい人という認識になってしまいます。

お酒をたくさんのんでも、いつもとかわらない自分にならないように、飲むペースをコントロールするのがメキシコの常識です。

私自身も、メキシコに来てからは酔っぱらうまで飲んだことがありません。

日本のみなさん、びっくりしていることでしょう。でも、大丈夫、日本に行ったらちゃんと酔っぱらいますから。

※写真ACのフリー画像です。私ではありません。

食べ物をまわりの人に勧めない

基本的に食べ物がある場面では、まず、まわりの人に勧めるのがメキシコのマナーです。

みんなでレストランに行って、自分のお皿が運ばれてきたら、食べる前にみんなに「ちょっとたべてみる?」と言うのがマナーです。

コンビニに行って、ポテトチップを買ったら、一緒にいる人全員にまわさなければなりません。最低二回。

大家さんに家賃を支払いに行ったらたまたまご飯中だった、そんな時、大家さんはそのご飯をすすめてくれるでしょう。

サンドイッチを食べている友達と、ふと目が合ったら「たべる?」と聞いてくれるでしょう。

でもこれらは社交辞令なので、本気にして食べないように!

すすめられた食べ物を食べない

前述したように、自分のご飯を分けてくれようとしたら、それは断った方がいいです。

食べたかったら一口もらっても、全然問題ないです。一口だけね。

ポテトチップとかは、そもそもシェアして食べるものではないでしょうか。

でも、あなたのために用意してくれた食べ物なら、好きじゃなくてもちょっとは食べるべきです。用意してくれた人の気持ちと手間をリスペクトしなければなりません。

リスペクトを知らない人と、受け止められてしまいます。

*リスペクト = 尊重

ダメだし

友達の恋愛ばなし、仕事の愚痴、家庭の愚痴、そんなことを聞くことがあるでしょう。その時に、話している人のことを否定してはいけません。

どんなに正論でも。

メキシコにかかわらず、日本でもね、正論が一番人を傷つけるんですよ。

特にメキシコ人は傷つきやすく、プライドが高いので、正論で傷つけたらもう友情はないと思った方がいいです。

ダメ出しを他の人の前でしたら、それはもう最悪です。

あなただけでなく、日本人全体のイメージがやさしくないということになってしまうのでやめておきましょう。

日本人が日本でよくしがちな、太っている人に一方的にダイエットをすすめるとか、独身の人に一方的に婚活を進めるとかも、世界的にはやってはいけないことです。

ホントに、日本人の男の人、気を付けて下さい。(実体験に基づく)

※これは写真ACのフリー画像です。この構図、男女逆で男の人が女の人の体重を指摘していたらクレームが来る可能性があるんだろうな。。。

割り勘

日本みたいに飲み放題メニューとかありませんから、飲んだら飲んだだけ、食べたら食べただけの料金+チップを各自で払います。

日本みたいに合計して人数割りは、できません。

おごってあげるのはいいです。

もしおごってもらったら、次の回では必ずおごってあげましょう。

番外編 “メキシコ人はNOを言わない”

してはいけないことではないんですが、メキシコ人についてわかっておいたほうがいいこと。

メキシコ人はノーを言いません」。

なんでも受け入れると言うことではありません。

“ノー”の場合は、返事・返信をしないのがメキシコ人です。

例えば就職面接をして採用されなかった場合、企業はお断りメールを送ってきません。何も連絡をしてこないだけです。

友達をパーティにさそって、返信がなかったら、電話をかけて返事を催促してはいけません。返信がないということは、行かない、ということです。

日本人的にはいいのかよくないのか、速やかに確定してほしいですけどね、メキシコ人は断るのが苦手だそうです。

日本人でもそういう人いますよね。ラテン的なのか。日本にいたときは全く理解できませんでしたけど。

まとめ

メキシコのマナーを守れなかったからと言ってびくびくする必要はありません。

ちょっとづつ慣れていけばいいんです。

私自身がメキシコにいて肌で感じた常識の違い。

日本を出たらこんなにちがう感覚になるんだなあと、思いました。

おもしろいです、アウェイで生きるって。

メキシコに住んでみませんか?楽しいですよ。

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