メキシコではアルコールの販売が禁止される日があります。
メキシコの大統領選挙がある週末はどこに行ってもアルコール飲料が買えません。
しかも土日。
ビーチで冷えたビール飲みながら優雅な週末を過ごそうと思っていたお酒好きの皆さん、よく聞いてください。
LEY SECAって?
レイセカLEY SECAとは、メキシコの大事なイベントがあるときに、アルコール飲料の販売が禁止される法律です。
何が大事なイベントなのかは明確にされていないけど、今のところ大統領選挙がある週末は必ず実行されます。
選挙はいつも6月中の日曜で、LEY SECAは選挙当日と前日の土曜日です。
土曜日は一日中なのか、午後だけなのかは州によって違います。
バハカリフォルニアスールは土曜日の4時以降から日曜日いっぱいまででした。
内緒でお酒を売ったらたくさんの罰金が発生するようで、小さい商店でもお友達の店でも絶対にお酒を売ってくれません。
飲むのが禁止というわけではないので、金曜日のうちに買っておけば問題ありません。
大統領選挙は6年に一回
今年は2024年ですから、次回は2030年です。
でも6年たつと忘れちゃうんですよ。
前回の時はグアダラハラに住んでいて、週末にビーチで一泊するために片道5時間かけてウキウキしながらSAN BLASまで行ったのでした。
そして着いたらビールがない、という悲しい1泊旅行になってしまいました。
毎日ビールを飲むわけではないけど、ないとすごく飲みたくなるよね。
メキシコ人は選挙に積極的
メキシコ人は選挙にすごく積極的に行くのでびっくりしました。
投票所は朝から午後まで長蛇の列で、海は誰もいなくてプライベートビーチ状態。
町もなんだか閑散としていました。
投票に行くだけじゃなくて、選挙について話し合ったり考えたりする日のようです。
友達の一人は8時から投票所があくのに、7時に行って並んだそうです。すごい前のめり。
ビールが消えたコロナ禍
コロナ禍が始まったころ、LEY SECAではないんだけど、ビールの会社が製造を1か月製造をやめた時がありました。
酔っぱらって繰り出す人を少なくするためだったのか、どうかはわかりませんが。
1か月間メキシコからビールが消えました。
代わりにワインを飲んでいたけど、ワインも次第にスーパーの棚から消え、テキーラも消え、、、。
コロナ禍で家から出られないのに、暑いのに、ビールがないとは何事だ!と私共は憤っておりました。
結局ビールの生産を中止するのはコロナ蔓延防止には、あまり関係がないとわかったようで1か月後に製造が再開されました。
再開されてからも買いだめする人が多く、入手困難な状況がしばらく続きました。
メキシコ初の女性大統領が誕生
そして今年2024年にはメキシコで初めての女性の大統領に決まりました。
前のめりのメキシコ人曰く、女性というポイントがこのご時世大事だったようです。
マッチョ(男性至上主義)といわれがちなメキシコで、女性の大統領になったのはちょっと前進した感じになりますからね。
メキシコ人の皆さんは新しい大統領にとても期待しています。
よりよいメキシコになりますように。
まとめ
お酒好きなイメージがつよいメキシコだけど、時々こんなことがあります。
繰り返します。次回は2030年です。
“ELECCION”(選挙)と聞いたらビールのストックを忘れずに!!!!
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